床材の話①
2024.08.22
今日は床材のお話を書こうと思います。
マイホーム計画で悩まれる点で多いのは床材を何にするかという点。
家族間でも好みが分かれる議題です。
今回は杉の床材についてお話します。
杉の床材に関して皆さんはどのようなイメージを持ってますか?
・足触りが良く気持ちよさそう
・ナチュラルテイストな家に合いそう
・柔らかいから傷が付きやすそう
など。
実際に私は自宅で杉の床材を採用しましたが以下が率直な感想です。
【メリット】
・足触りが心地いいからそのまま寝転んで昼寝ができる
・小さい赤ちゃんがハイハイとかしやすい
・冬場ヒヤッとしない(本当に!)
・広葉樹(ナラやクリなど)に比べると長材のワンピース物が採用できる
・価格もグレードによりますが、そこまで高くない
【デメリット】
・思っていた以上に柔らかく、少し重量のあるものを落とすだけで直ぐへこむ
・傷が付きやすい
などが私の感想です。
凹みや傷は採用前から想定していたので問題なし!!!
また杉の床を選んだことに対して後悔はまったくないです。
実際に家づくりのご相談を頂く方にも杉の床をお勧めしてます。
お勧めポイントは上記メリット以外に特にお伝えしたいのが、
針葉樹(杉やヒノキなど)の床材は広葉樹(ナラなど)に比べ長さの長い1枚板が制作可能で
4mとかの一枚ものの床材を採用できる点がお勧めです。
なぜお勧めかと言うと一般的な無垢床は30cm程度にカットした床材を継ぎ合わせたユニと言われる無垢床グレードに比べ、
4mの長い1枚板(ワンピース)だと床の継ぎ目が圧倒的に少なく、見た目がスッキリしてオシャレ感がアップします。
あとは純粋に杉の床は価格がナラなどに比べ安いので、予算を他の箇所に振り分けることができる可能性があります。
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こちらの物件はワンピースの床
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こちらはナラの無垢床(ユニ)を採用
すごく細かい部分ですが、無垢床でもワンピース、ユニ、乱尺など様々なグレードありお部屋のインテリアも床によって変わってきます。
もし床材選びの段階になりましたら、無垢でもいろいろなグレードがあることを覚えておいて床材選びを楽しんで下さい。